中途覚醒は不眠症の一種です

途中覚醒とは、夜中に何度も目が覚めてしまう状態をです。不眠症には4つのタイプわけられ、症状も様々です。

中途覚醒:途中で目が覚めてしまう
入眠障害:なかなか寝付けない
熟眠障害:寝たのに満足感が得られない
早朝障害:朝早く目覚めてしまう

中途覚醒は、一眠りにつくものの常に眠りが浅い状態です。何度も目が覚めてしまうのが特徴です。また一度目が覚めるとなかなか寝付けないという特徴もあります。比較的中高年で途中覚醒が起こりやすいといわれています。

中途覚醒の原因とは?

加齢

加齢とともに眠りは浅くなってきます。年を重ねるごとに、深いノンレム睡眠が減少します。
年をとると、眠りの浅いレム睡眠が増加して途中覚醒しやすい状況が続きます。目が覚めやすい状況にあって、尿意や物音などがあると中途覚醒につながります。

ストレス

脳には覚醒中枢と睡眠中枢があります。2つの中枢が睡眠バランスをとっています。
しかし精神的なストレスやプレッシャーがかかると、覚醒中枢が優位になります。
覚醒中枢が優位になると夜中に何度も目が覚めてしまい、眠れなくなってしまいます。

寝室の環境

寝室が暑い、または寒すぎたりする場合も、途中覚醒は起こります。途中覚醒が続くようなら、まずは寝室の環境をチェックしてみましょう。寝室の温度や湿度や睡眠に影響しています。

自律神経の乱れ

「足がムズムズして途中で起きてしまう」という方がいます。
これはムズムズ脚症候群と呼ばれる症状です。

自律神経の乱れやドーパミン不足といわれています。不規則な生活や偏った食生活などで、自律神経が乱れて起きます。

いびき

  • 自分のいびきで目が覚める
  • 息苦しくなって目が覚める

いびきをかくということは眠りは浅い状態です、いびきをかく方は途中覚醒を起しやすいのです。
無呼吸症候群は自分ではわかりにくいものです。

会議中にもかかわらず猛烈な眠気に襲われたり、疲れが取れなかったりします。

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